次は電気飛行機!?イーロン・マスクが思い描く飛行機の未来
移転しました。
「電気飛行機の会社というアイデアを気に入っています。とてもクールで超音速の垂直離着陸可能な電気飛行機は実現可能だと思います。とても楽しいでしょうね。頭のなかには設計図もあるんです」とイーロン・マスク。
火星移住を見据えたスペースXのロケット。化石燃料依存からの脱却を目指したテスラの電気自動車とバッテリー。そして新しい交通機関であるハイパーループ。イーロン・マスクは壮大なプロジェクトを複数すすめていますが、電気飛行機が次のプロジェクトになるかもしれないのです。スペースXやテスラで途方もないアイデアを実際に製品化している実績を考えると、イーロン・マスクの電気飛行機には期待してしまいますね。
じつは電気飛行機の話題がでたのは今回がはじめてではありません。昨年のインタビューでもイーロン・マスクは「電気飛行機の垂直離着陸について少し考えてみています」と答えていました。さらに「(電気飛行機)に取り組むのはとても魅力的です」という発言も飛びだしていました。
ただ、電気飛行機の実現にはより軽くより空気抵抗を受けない機体が必要になるので、エンジニアリングの発展を可能にするハイレベルな投資やそれ相応の時間はかかるでしょう。しかし、ハイパーループでやっているようなイーロン・マスクの後押しがあれば電気飛行機の実現はそう遠くないかもしれません。
一点付け加えておくべきなのは、そうは言ってもイーロン・マスクが一番おすすめしているのは地下トンネルの建設だということです。「ただ地下に穴をあけるだけです。そんなに難しいことじゃない。都市にトンネルがあれば大きく渋滞を解消できるでしょう。」とのこと。「30層のトンネルで人口が密集する都市の渋滞を完璧になくせると思います。なので、トンネルを強くおすすめしますね。」だそうです。イーロン・マスクは空飛ぶ車について聞かれたときもトンネルを掘ったほうが現実的・効率的と言っていましたね。
地下トンネルで渋滞がなくなり、自動運転の電気自動車が街を行き交い、都市間の移動はハイパーループか電気飛行機。それらの動力源である電気は太陽光パネルで発電し、安価な大容量バッテリーでインフラを支える。さらには地球・火星の惑星間移動も可能に。イーロン・マスクがインストールしようと思い描くシステムは壮大過ぎます。