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イーロン・マスクのすすめ

最高の男、イーロン・マスクについてのブログ

伝記の著者が語るイーロン・マスクの4つの能力

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イーロン・マスクの伝記の著者であるアシュリー・バンスが、Quora(Q&Aサイト)でユーザーから寄せられた質問に回答しました。なかでも印象的だったのはイーロン・マスクの能力に言及した回答。イーロン・マスクの能力を間近で見たアシュリー・バンスならではの回答です。彼から語られたイーロン・マスクの能力を、4つの能力に分けてご紹介したいと思います。
 
 
1.問題解決能力) アシュリー・バンスは「イーロン・マスクの一日はプロジェクトの進行を妨げている重要な部分(クリティカルパス)に取り組むことからはじまる」と語ります。それらの取り組みはイーロン・マスク個人でおこなわれるものと、プロジェクトチームへの適切な支援という形でおこなわれるものとに分かれます。そして、その両方の取り組みにおいて、イーロン・マスクの能力はアシュリー・バンスを驚かせるほど高いそうです。「私が驚いたのは、彼の効率的な問題解決能力とスタッフの力を引きだす能力」とのこと。
 
2.耐久能力) アシュリー・バンスはイーロン・マスクのトップスキルを「プレッシャーへの対処」と述べます。2008年、世界経済が危機的な状況に陥った際、イーロン・マスクの会社も試練の時を迎えていました。テスラは破産寸前。スペースXはロケットの打ち上げで失敗つづきでした。さらに、プライベートでは離婚まで経験したイーロン・マスク。このような絶望的状況を切り抜け、彼はテスラとスペースXに現在の輝かしい成功をもたらしました。極度のプレッシャーに耐える能力が証明されていますね。
イーロン・マスクはアシュリー・バンスとのインタビューに疲れ果ててやってくることがありました。その表情は「まるでマラソンを走り終えたあとのように見えた」にもかかわらず、「しかし、彼は深夜まで及ぶインタビューに何時間も応えつづけた。そして、明晰な思考を失うことは一度もなかった」とアシュリー・バンスは語ります。プレッシャーに耐え、疲労に耐え、それでも高い能力を維持するイーロン・マスク。彼の耐久能力の高さがうかがえる話でした。
 
3.学習能力) イーロン・マスクはきわめて短い時間で専門家に近いレベルの知識を身につけることができるとアシュリー・バンスは述べます。彼によると、イーロン・マスクは「自動車やロケットをつくるうえで、それに相応しい学歴を持っているわけではない」ので「友達からもらった教科書を読み、専門家や会社のスタッフから話を聞く」ことで専門知識を学習していったそうです。アシュリー・バンスは、イーロン・マスクのことを「フォン・ブラウンのような航空宇宙工学的天才ではない」(スペシャリストではない)が、ロケットの設計に実際に関与できるほどの「エキスパート・ジェネラリスト」だと表現します。
 
4.統合能力) イーロン・マスクは様々な技術・知識を統合して新しいものを生みだす能力に長けています。アシュリー・バンスはイーロン・マスクを「この時代のもっとも優れたインテグレーター」と評し、「シリコン・バレーの商慣習とスマートソフトウェア、そしてコンシューマーグレードな電子機器を持ち込むことで、イーロン・マスク自動車産業、宇宙産業、エネルギー産業を近代化させた」と語ります。複雑な情報を処理して幅広い分野へ適用していく能力こそ、イーロン・マスクのもっとも優れたスキルだとアシュリー・バンスは述べます。
 
 
アシュリー・バンスはイーロン・マスクの伝記を書くことで自分を見つめなおす機会を得たそうです。「イーロン・マスクを観察すると、自分がどのように時間を使っているのか、満足のいくレベルに到達できているのか考えさせられる」とのこと。そして、(イーロン・マスクの伝記の執筆を経て)「私は自分が本当に追求したいことに集中し、それにもっとエネルギーと情熱を注ぐことを決めた」と語ります。イーロン・マスクの能力を目の当たりにし、彼から影響もうけたアシュリー・バンスの率直な回答が興味深いですね。
 
 
 

参考